保育での水遊びに、ちょっと変わった道具を出してみませんか?

 

ちょっとした工夫でガラッと水遊びが変わります!

日中の気温が上がり始め、少しずつ夏に向かっているように感じます。
幼稚園や保育園では、そろそろ水遊びの準備を始める頃ではないでしょうか?
 

この記事では、「水遊びがいつもよりちょっと楽しくなる」「マンネリ化しやすい水遊びに、いつもと違うおもしろさをプラスする」ことができる道具をご紹介。僕自身が、保育者時代に実際に使っていたものもあります。



柄杓(ひしゃく)

お墓まいりで、墓石に水を掛ける時に使うものです。水を汲む、運ぶ、掛けるための道具としては、バケツやジョウロがメジャーだと思いますが、それらは日常生活でも見かける機会はあります。そこへ、ある日突然ひしゃくが出てきたらどうでしょうか?こどもたちは、見慣れないもの、あるいは初めて見たものに喜び、「使ってみたい」「触ってみたい」「どうやって使うんだろう?」といろいろな気持ちをもつはずです。
そのような気持ちがきっかけで、水遊びを好きになったり、いつもよりも水遊びを楽しいと感じたりする子もいるかもしれません。

ひしゃくで実際に水を汲んでみると、自分から離れた位置に重さがかかるため、より水を重たく感じるはずです。「バケツとの重さの感じ方の違い」も、こどもたちにとっては大切な経験になるかなと思います。「水にも重さがある」「水は重い」ということを、こどもたちなりに感じることができるのではないかと考えています。

ただ、ひしゃくは金属で作られていたり、柄が長くて近くの子に当たったりする危険性もあります。クラスのこどもたちの実態に合わせて導入したり、実際に環境として出す前に、こどもたちと一緒に使い方のルールを確認したりすることが必要ですね。
 

雨樋(あまどい)

屋根の雨水を地面まで導くために、屋根に付いているあれです。ホームセンターで購入できます。直線のパーツとそれらをつなぐ連結パーツがありますので、必要なパーツを購入し、好きな長さ、形に組み合わせることができます。
プールの横にテーブルを置いて、その上に雨樋を組み合わせて水路を作ったり、テーブルからプールへ水を流せるように雨樋を斜めに取り付けたりしていました。
顔に水がかかるのが苦手な子や、水着になるのに抵抗がある子も、のんびり遊ぶことができる場になります。
 

灯油ポンプ

ホームセンターでも100円ショップでも購入できます。容器から容器へ水を移すことができて、バケツやペットボトルと比較すると、その「操作性」がおもしろいポイントになります。

ポンプの使い方がわかっても、なかなか上手くいかないことの方が多いでしょう。この「ちょっと難しい」というのも、保育においては大事なポイントになると思います。「難しいけど、やってみよう」「やってみたら、できた!」という経験をすることで、できた時の充実感や満足感を味わうことができます。また、ポンプの中を水が通っている時の手応えを通して、水の動きや流れも感じることができます

ポンプを使ってペットボトルに水を入れるという遊びは、「道具の便利さ」「自分の力で水を入れている実感」を味わうことができるので、操作性や内容的に、年長さんの水遊びに取り入れるといいかなと思います。
ポンプの先は尖っていますので、保育で使う前には尖った部分をカットする必要があります。また、ひしゃくと同じで使う時のルールについて、こどもたちと確認する必要があります。
 

まとめ

普段の生活で使っているものや全く違う分野の道具を取り入れられることが、保育のおもしろさだと思います。「これって、保育で使えるかな?」「これをこどもたちが使ったら、どうなるかな?」など、普段の買い物の時にちょっとアンテナを高くしておくことで、意外とおもしろい教材に出会えたりします。特に、100円ショップやホームセンターは、宝の山ですね(笑)
 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です