「めっきらもっきらどおんどん」は、どんな話?
かんたがお宮にある大きな木の根っこの穴から落ちて訪れた国は、何ともへんてこな世界でした。そこの住人“もんもんびゃっこ”“しっかかもっかか”“おたからまんちん”とかんたは仲良しになり、時のたつのを忘れて遊び回ります。けれどもすでに夜。遊び疲れてねむった3人のそばで、心細くなったかんたが「おかあさん」と叫ぶと……躍動することばと絵が子どもたちを存分に楽しませてくれるファンタジーの絵本です。(amazonより抜粋)
おすすめの学年、季節は?
年少、年中、年長、どの学年でも楽しめると思います。言葉の言い回しもおもしろいので、何度読んでも楽しいです。
夏休みの物語なので、やっぱり夏に読みたい絵本ですね。
劇遊びにつなげやすい絵本としてもオススメ!
物語の中には、3人のおばけ?妖怪?が出てきます。
名前はそれぞれ、もんもんびゃっこ、しっかかもっかか、おたからまんちん。
この3人は、それぞれ得意なことを持っていて、それで主人公のかんたと遊びます。
もんもんびゃっこは、なわとび
しっかかもっかかは、モモンガーごっこ
おたからまんちんは、集めたお宝の交換
この「一人一人が得意なことを持っている」という要素を、劇遊びにつなげていくこともオススメです。
それぞれの役になった子たちが、自分の特技を披露する場面を作ることで、絵本のイメージをベースにしながら、オリジナルの劇が出来上がります。
例えば、もんもんびゃっこ役の子は「なわとびを披露する」
しっかかもっかか役の子は「マットを使ってでんぐり返しをする」
おたからまんちん役の子は「園で見つけた、あるいは作った大切な物を紹介する」など
劇として進めながらも、そのクラスの子たちのこれまでの生活を発表する場にもなるのではないでしょうか。
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