古書店に行くと、半透明の紙でカバーされている本を見かけることがありますよね。
あの紙は「グラシン紙」といって、本を日焼けや汚れから守ったりしてくれる紙です。グラシンペーパーとも呼ばれます。
ネットでも簡単に手に入りますが枚数が多かったり値段がお高めだったりして、ちょっと試してみたいと思ってもなかなか手が出ませんよね。
そんなときは、100円ショップの「トレーシングペーパー」がおすすめ!
今回は、トレーシングペーパーを使ったブックカバーの作り方を紹介します。
もちろん、グラシン紙でも作り方は同じですよ。
カバーを付けるメリット
汚れや日焼け防止に
トレーシングペーパーやグラシン紙でカバーを付けることで、日焼け防止の効果や本を汚れから守ってくれる効果があります。
大切な本は、ずっと綺麗にとっておきたいですよね。
見た目の統一感
カバーを付けた本を並べることで、本棚に統一感が出ます。
いろいろな色の背表紙が並んでいても、柔らかい雰囲気で統一感を出せるのはいいですね。
ブックカバーの作り方
それでは、ブックカバーを作っていきましょう!
トレーシングペーパーの折り方
文庫、新書サイズならA4、四六判ならA3のトレーシングペーパーを使いましょう。
まずは本からカバーを取り外して、トレーシングペーパーの上に置きます。
カバーの高さに合わせて、トレーシングペーパーの上下を折ります。
すき間があかないようにピッタリ折りましょう。
次に、返しの部分を折ります。
返しの部分を一旦ひらきます。
折り目が付いていることを確認してください。
折り目の部分を、V字に切り落とします。
残りの4箇所も同様に切り落としてください。
カバーの取り付け方
それでは、カバーに本を取り付けていきましょう。
ポイントは、トレーシングペーパーともともとのカバーの間に、表紙を挟むことです。
そうすることで、カバーがしっかりと固定されて読みやすくなります。
V字に切り落とした部分に、表紙を差し込みます。
反対側の表紙も同様に差し込んでください。
これで、できあがりです。
コミックにカバーを付けるのもおすすめですよ。
まとめ
「グラシン紙のカバーに憧れはあるけど、ちょっと手を出しにくい」と思っている人には、100均のトレーシングペーパーはおおすすめです。
ぜひお試しください!
カバーが気に入ったら、グラシン紙をまとめて買うのもいいですね。
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トレーシングペーパーを付けたままでも、布のブックカバーを付けることができますよ。
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