木工をするときに便利なウマ
今回は、ウマとしてもちょっとした作業台としても使える便利アイテムの作り方をご紹介します。
・できるだけ少ない材料(予算)で
・できるだけ簡単に作れる
・使いやすい機能
これらのポイントを意識して作っていきたいと思います。
作業台(ウマ)の図面
まずは木取り図
2×4材を2本、1×4材を1本、合計3本の2×材で作ることができるようにサイズを調整してあります。
2×材について知りたい方は、こちらの記事をどうぞ
ウマ(作業台)の図面
全体の高さが676mmで、少し低いかもしれません。脚を長くすればその分高くなりますが、2×4材がもう一本必要になります。予算やお好みで調整してください。
作業台(ウマ)の作り方
木材を準備します
材料のカットは、ホームセンターのカットサービスを使うと速くて正確です。
自分でカットするときは、スライド丸ノコが便利です。
作業台(ウマ)の脚を作る
長さ600mmの材をH型に組みます。
下からの高さをきっちり揃えるために、木材の下から210mmの位置に印を付けます。
外側にも印を付けておくと、ネジの下穴をあけるときにも間違いありません。
この段階でズレがあると、完成した時にガタついてしまいます。慎重に行いましょう。
次に、足を付けます。
こちらはそこまで正確な位置決めをしなくても、だいたい真ん中にネジを打てば大丈夫です。
作業台(ウマ)の天板を付ける
天板の受けを取り付ける
ここまでの作業でできた部品を、足を下にして立たせてください。ガタついていないか確認もしてくださいね。
ガタついていなければ、天板の受けを取り付けます。
この時に、材の中央同士を合わせてください。
裏返して、長さ800mmの2×4材を取り付ける。
先ほどの1×4材を挟むように、2本の2×4材を固定します。裏側からネジで固定します。
作業台(ウマ)の完成!
天板に段差を付けたことで、作業の途中で鉛筆や定規などを置いても落ちることはありません。
天板に、2×4材1枚分の空間があることで、ジグソーでの切り抜き作業の時に、材を安定させることができます。
まとめ
小さなものから比較的大きな作品まで、この作業台(ウマ)ひとつで作ることができます。作業の効率も格段に上がるので、ぜひ作ってみてください。
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