もうすぐ節分!豆まきを楽しむための【おすすめ絵本10選】

鬼の面と福豆 BOOK
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いろいろあります!豆まき、節分、鬼の絵本

豆まきの季節がやってきましたね。
保育園や幼稚園では、そろそろ豆まきに向けて鬼の製作をしたり、豆まき用の枡を作っていると思います。
豆まき。こどもたちにとっては楽しみなようで怖い行事の一つではないでしょうか?
時にはドキッとするような体験も必要ですが、できれば園の行事はこどもたちにとって楽しいものにしたいですよね。

この記事では、「豆まき」「節分」「鬼」をキーワードに、個人的なおすすめ絵本を紹介したいと思います。鬼が好きな子も苦手な子も、節分に向けて少しでも楽しい気持ちを大きくしてくれたら嬉しいです。

0・1・2歳児におすすめの絵本

おにのパンツ(わらべうたえほん)

 

絵:鈴木博子

出版社:ひさかたチャイルド

「♪おにーの ぱーんつーは いいぱーんつ♪」で始まる有名なわらべうたの絵本です。

かわいい鬼のイラストと、楽しい歌で、ちいさな子でも楽しめます。鬼の製作遊びの導入に読んだり、こどもたちと一緒に踊ったり、いろいろな楽しみ方ができそうですね。

 

まめのかぞえうた

 

作:西内ミナミ

絵:和歌山静子

出版社:鈴木出版

小さい子でもわかりやすい絵本です。ひとーつ、ふたーつと、数え歌になっているので、言葉のリズムを楽しみながら読むのがおすすめ。豆まきの導入にもピッタリですね。

最後に鬼が豆を食べているのも面白くて大好きです。

1000万人の絵本ためしよみサイト|絵本ナビ

 

年少さん(3〜4歳)におすすめの絵本

おにはそと (こどものくに傑作絵本)

 

作・絵:せなけいこ

出版社:金の星社

節分の豆まきを、人間のこどもと鬼のこどもが一緒に楽しんでしまうというお話です。せなけいこさんらしいユーモア抜群の絵本。

「鬼は怖いもの」という先入観を打ち破ってくれると思います。年中さん、年長さんはもちろん乳児さんでも楽しめますが、いろんなことがわかってきて、「鬼は怖い」と思っている年少さんにおすすめかな

 

おなかのなかにおにがいる (ひさかたメルヘン 32)

 

作:小沢孝子

絵:西村達馬

出版社:ひさかたチャイルド

食いしん坊に甘えん坊、泣き虫にへそ曲がり…、自分の中にいる鬼を退治しようというお話。この絵本を読むと、「体の中の鬼を退治するために食べるんだよ」と豆を食べることにつなげやすいですね。「自分の中にはどんな鬼がいるかな?」というこどもたちとのやりとりも楽しめる絵本です。

 

かえるをのんだ ととさん―日本の昔話 (こどものとも絵本)

 

作:日野十成

絵:斎藤隆夫

出版社:福音館書店

お腹がいたくなってしまったととさん(お父さん)が、お寺の和尚さんに相談に行くと、「腹の中に虫がいるから、カエルを飲むといい」と言われます。そのあとは、蛇や雉、漁師や鬼という具合に、いろいろなものを飲み込んでいくととさん。最後は、豆を飲み込んで鬼を追い出すので、豆まきにぴったりの絵本。

「かかさんや、かかさんや」と助けを求める場面や、和尚さんに相談に行く場面の繰り返しもおもしろいですね。

 

 

年中さん(4〜5歳)におすすめの絵本

おにはうちふくはそと (ひさかた傑作集 (5))

 

作:西本鶏介

絵:村上豊

出版社:ひさかたチャイルド

絵本のタイトルを言った途端に、こどもたちが「あれ?」「間違えてない?」とザワザワすること間違いなし(笑)。人間も、鬼も、最後には福の神も来て、みんな一緒に楽しい節分を過ごします。

「おには外、福はうち」の言葉をしっかり覚えているほど、この意外性を楽しめると思います。

 

まゆとおに―やまんばのむすめ まゆのおはなし (こどものとも傑作集)

 

作:富安陽子

絵:降谷なな

出版社:福音館書店

やまんばの娘「まゆ」シリーズの一つです。まゆを食べようとしている腹ペコの鬼が、まゆに振り回される愉快なお話です。

まゆはとても純粋で可愛らしく、気の毒な鬼は三枚目キャラとして描かれていて、こどもたちは大笑い間違いなしです!

豆まきには直接関係ないですが、「鬼」をイメージする絵本として、この時期に読むのもおもしろいですね。

 

だいくとおにろく

 

作:松居直

絵:赤羽末吉

出版社:福音館書店

個人的には「鬼の絵本」と言ったらこれかなという感じです。節分には関係ありませんが、鬼がメインの絵本ということで。

人の目玉を取ろうとする怖い鬼の名前(おにろく)を大工が言い当てる話なんですが、大工が「おにろく!」と叫ぶ場面が楽しいですね。あと、赤羽末吉さんの絵は、味があって素敵です。

 

 

年長さん(5〜6歳)〜小学校低学年におすすめの絵本

せつぶんだ まめまきだ (行事の由来えほん)

 

作:桜井信夫

絵:赤坂三好

出版社:教育画劇

節分に豆をまくのはどうして?いわしの頭は何に使うの?そもそも節分ってなに?日本の伝統行事である節分を、こどもたちにわかりやすくいお話にした絵本です。

この時期だと、年中さんでも集中して聞くことができると思いますが、行事の意味を理解して、園の活動を引っ張ってくれる年長さんにおすすめしたい絵本です。

 

じごくのそうべえ (童心社の絵本)

 

作:たじまゆきひこ

出版社:童心社

軽業師(かるわざし)のそうべいが、綱渡りの最中に綱から落ちてしまい、地獄に落ちてしまいます。そこで出会った個性的なキャラクターたちと力を合わせて、地獄から抜け出しすお話です。もともとが落語なので、言葉の面白さやリズムが楽しい絵本ですね。

関西弁で描かれているので、関西以外の人はちょっと練習が必要かも?(笑)

 

おばあちゃんのえほうまき

 

作:野村たかあき

出版社:佼成出版社

 

 

 

おばあちゃんと一緒に恵方巻きを作っていくことで、作り方はもちろん、恵方巻きに願いを込めて食べるなどの由来を知ることができる絵本です。行事食に興味をもつきっかけにもなるので、食育の一環として読み聞かせに取り入れてもいいですね。

この「おばあちゃんの〜」シリーズは、他にもおせちや七草がゆ、雛ちらしなどもありますよ。

 

1000万人の絵本ためしよみサイト|絵本ナビ

 

まとめ

「節分の絵本」と一口に言っても、いろいろありますね。「豆まきを楽しみたい」「鬼って、どんなものかを伝えたい」「行事の由来を知りたい」など、どんなことを伝えたいかによって選ぶ楽しみが広がりますね。

絵本を活用して、楽しい節分をお過ごしください。

この記事を書いた人
さとし

二児の父。静岡在住。年間100以上の本を読みます。
趣味のDIYや読書について投稿します。
最近はダイエットにも挑戦していて、半年で10kgの減量に成功しました。

DIY、健康、読書メインの雑記ブログです。

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