端材を使ったヘリンボーン柄のボードの作り方【木工DIY】

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端材を使ったヘリンボーン柄のボードの作り方

DIYをしていると、端材がどんどん増えてきますよね。何かを作るには小さすぎるし、かと言ってそのまま捨ててしまうのはもったいない・・・
そんな時は、端材を使っておしゃれなヘリンボーン柄のボードを作ってみてはいかがでしょうか?

テーブルの天板に使うもよし、壁にかけておしゃれなインテリアにするもよし、アイデア次第で使い方がどんどん広がるヘリンボーン柄ボード。
簡単な作り方を紹介します。

1.材料を準備しよう

木材は何でもOK。厚みは同じ方が良い

端材
使う木材は何でも大丈夫です。いろいろな種類の木材が混ざっていた方が、色味や木目がアクセントになるかと思います。

厚みはできるだけ同じ方いいですが、インテリアや壁掛けのボードとして使う場合は多少の差は問題ないかと思います。
今回、僕は小物の写真撮影時の背景用ボードに使う予定なので、そこまで厳密に厚みは揃えてありません。13mmと12mmが混在しています。
ただ、テーブルの天板に使う場合は、厚みを揃えておかないとデコボコしてしまうので要注意です。

端材を同じ大きさに切り出す


木材が決まったら、同じ大きさのパーツをどんどん切り出していきましょう。
パーツの大きさは、お好みで。集めた中で一番小さな端材の大きさに合わせると、端材を有効活用できますね。
→小さいパーツの切り出しには、スライド丸ノコが便利です。

ベースになる木材と、はり合わせる端材を整理する


切り終えたら木材の種類や色味で分けておくと、パターンを決めるときに便利です。

結構重さが出てしまうので、ベースになる木材は薄めの方がいいかと思います。今回は、5mm厚のMDFボードにしました。

2.ヘリンボーン柄を作っていこう

まずはガイドラインを引く


ヘリンボーン柄のように、同じパターンを繰り返す場合、最初の位置合わせがとても重要になります。
最初がずれると、どんどんずれていってしまい、完成したときの見栄えが悪くなってしまいます。
なので、90°と45°をしっかりと出しましょう。

方眼の付いている定規や三角定規、お持ちの方はスコヤなどを使うとより精度が上がりますね。


スタートの位置さえ正確なら、そうそうずれることはありません。
途中の確認用に、何本かガイドラインを引いてあればOKです。

パーツを並べてイメージを作る


「さっそく貼っていきましょう!」と言いたいところですが、ちょっと待ってください。
まずはパーツを並べてイメージを作りましょう。

そのときに確認することは、次の3点です。
・ガイドラインは正確か
・パーツが足りるか
・パターン(木目や色味の並べ方)はどうするか

ボンドを使ってパーツをはり合わせる


貼る位置が決まったら、木工用ボンドで貼っていきます。
さっきも言いましたが、最初の一枚が曲がってしまうと大変です。しっかりとガイドラインに合わせて貼り付けましょう。


あとは、貼り付けてある木材に合わせてどんどん貼っていきます。
ときどきガイドラインに合っているかどうかを確認してくださいね。


端がはみ出して、パーツを貼れない小さな三角部分が残るまで貼り続けて行ってください。

3.仕上げをしよう

はみ出した部分を切り落とす

裏返して、ベースからはみ出している部分をノコギリで切り落とします。

ベースの縁をガイドにしてノコギリを引くと真っ直ぐ切ることができます。

切り落としたパーツを使って空いている部分を埋める


この切り落としたパーツを、表側の空いている部分に貼っていきます。

「はみ出し部分を切り落とす→空いている部分に貼る」という作業を繰り返して、全面が埋まるようにしてください。

ニスやオイルで仕上げる

全面が埋まったら、やすりがけをします。その後、お好みでニスやオイルを塗って仕上げましょう。

木目を出したかったので、今回は亜麻仁油を塗り込みました。

4.まとめ


端材を使って簡単にできるヘリンボーン柄のボード。
最近は100円ショップで大きさの揃った木片も売っているので、それを使うとカットの手間がなくなりますね。

ボンドでの貼り合わせが主な作業なので、こどもと一緒に作ることもできそうですね。
興味のある方は、ぜひ作ってみてください。

この記事を書いた人
さとし

作ること、読むこと、走ることが好きな40代のおじさん。
好きなことを気ままに書いています。

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