DIYをしたいけど、どの道具を準備したらいいかわからない
DIYの入門用におすすめの道具ってなんだろう?
あんまりお金はかけたくないな。できるだけ予算をおさえたい。
そんなお悩みにお答えします。
ちなみに僕は10年以上、木工でいろいろな物を作っています。その中で、たくさんの電動工具や手工具を使ってきた経験を踏まえて、DIYを始めるのに必要な道具を紹介します。
これだけあれば、何でも作れる!少数精鋭の道具5つ
ホームセンターの木材カットサービスを活用しよう
「もう少し難しいものが作りたい」と思ったら?
ちなみに今回は
・必要最低限
・低予算
というコンセプトで選定しています。
足りないものがある、もっと良いものが必要というご意見もあるかと思いますが、かなりの少数精鋭で選びました。ご了承ください。
これだけあれば何でも作れる!少数精鋭の道具5選(一万円でそろいます)
いろいろ迷いましたが、最終的に選んだのはこの5つです。実際、この5つの道具があれば、簡単な棚やシンプルなままごとキッチンなら作れます。
・インパクトドライバ
・3mm径ドリル刃
・鉛筆もしくは0.7mmのシャープペンシル
・デザイン定規
・紙ヤスリ
インパクトドライバ
電動工具を買う時に、最初に電動ドリルドライバを買おうとする人が多いと思います。
けど、僕のおすすめは断然インパクトドライバです。
インパクトドライバと電動ドリルドライバの違いは、簡単に言うと「打撃力」です。
二つの違いとインパクトドライバをおすすめする理由は、こちらの記事で書いています。
どちらもいろんなメーカーの製品を使ってきましたが、最終的にはリョービのインパクトドライバに落ち着いています。
→リョービ(RYOBI) インパクトドライバ CID-1100 657100A
コストパフォーマンスに優れていて、入門用から本格的なDIYまで幅広く活躍します。
3mm径ドリル刃
木ネジで接合する際の下穴あけ用に使います。
様々な太さがあり購入の際に迷うと思いますが、まずは下穴あけ用の3mmが一本あれば十分です。
→スターエム 58S-3080 皿取錐 3×8
こちらの皿取錐は、下穴あけと面取りが同時にできるので、木ネジによる接合綺麗に仕上がります。
0.7mmのシャープペンシル
木材に印を付ける時に使います。芯が細いとどうしても木材を傷つけてしまうので、太めの線を引ける0.7mmのシャープペンがおすすめです。
個人的にはこちらがおすすめ
→ステッドラー シャーペン 製図用 0.7mm ナイトブルー 925 35-07
製図用シャープペンは、作りがしっかりしていて安定感もあります。一度使うと、普通のシャープペンには戻れませんのでご注意を(笑)
デザイン定規
DIYと言ったら、差し金(さしがね)じゃないの?という人もいると思います。
ちなみに差し金とは、L字型の金属製の物差しのこと。曲尺(かねじゃく)とも言います。
たしかに、道具として見たら差し金はかっこいいです。
直角も簡単に出せるので便利です。
けれど、かっこいい道具ゆえに慣れるまでに時間がかかるんです。
目盛りを読み間違ったり、直角に線を引いたつもりがちからの入れ具合で曲がってしまったり。
入門用としてはちょっとしたミスが増えやすいと思うんですね。
なので僕は、こちらの定規をおすすめします。
→ステッドラー 定規 方眼 レイアウト 40cm 962 05-40
定規自体に5mm方眼が入っているので、直角や平行の確認が簡単にできます。
それでも曲尺を使いたいという方はこちらがおすすめ
→シンワ測定(Shinwa Sokutei) 曲尺 同目名作 シルバー 30cm 10647
紙ヤスリ
木工作品の仕上げに不可欠な紙ヤスリ。
番手や使い方は、こちらの記事を参考に
ホームセンターの木材カットサービスを活用しよう
ここまで読んで、「あれ?ノコギリはいらないの?」と思う方がいますね。
極論を言えば、僕は「最初はノコギリはいらない」と思っています。
なぜかというと、ホームセンターのカットサービスを使った方が、正確・きれいに欲しいサイズの木材を手に入れることができるから。
今回は「入門用」ということで記事を書いているので、あえてノコギリは外しました。
この機会に、ホームセンターのカットサービスの使い方も覚えてしまいましょう。
「木材のカットお願いします」と言えば木材のカットができる便利さ
ホームセンターのカットサービスも最初に使うときは緊張するかもしれません。
まずは、切ってもらいたい木材(そのお店で売られている木材)を持って、
「木材のカットお願いします」とお店の人に声をかけましょう。
これでオッケーです。
あとは、お店の人が「どのぐらいに切る?」「サイズはどうしますか?」とか聞いてくるので、欲しいサイズを伝えればきれいに切断された木材が手に入ります。
簡単な図面があればベター
図面といっても手書きのメモのような感じで大丈夫。
欲しいサイズを書いてあるだけでも、間違いを防ぐことができるので余裕があればやってみると良いですね。
木材カットサービスについては、以下の記事で詳しく解説しています。
ここまでの内容で、ランドセルラックが作れます。
「もう少し難しいものを作りたい」と思ったら?
ここまでは入門用に厳選した道具でしたが、この後に買い足していく道具としては何がおすすめか?いくつかご紹介しておきますね。
ノコギリ
ここで出ました!定番のノコギリ
ホームセンターでカットしてもらえば、正直そんなに出番はありませんが、細かいところをちょっと切りたいという時にはやっぱり必要です。
替え刃式のゼットソーが使いやすくて、正確なカットもできておすすめです。
→Z ゼットソーIII 265mm 本体 15075
ノコギリとヤスリがあれば、ちょっとした角を丸くすることもできます。
ジグソー
ジグソーがあると、「曲線切り」「くり抜き」「斜め切り」など、作品の幅がグッと広がります。
慣れるまで練習が必要ですが、その分いろいろな物を作れる楽しさを味わうことができます。
ここでもリョービをおすすめします。コスパの良さと使い勝手の良さは個人的に断トツです。
→リョービ(RYOBI) ジグソー J-6500V 619200A
カンナ
カンナで面取りをすると、作品の雰囲気が一段レベルアップしたように見えます。
一つ持っておくと、作品の幅が広がりますね。
→角利 ミニ鉋 42×180
完全スコヤ
作るものが複雑になると、計測がさらに重要になってきます。
特に「正確な直角が出せているか」ということが、作品の出来栄えに大きく影響してきます。
完全スコヤは、曲尺に似ていますが「直角を出す」ことに特化したものです。
一つ持っておくと、いろいろと便利ですよ。
→シンワ測定(Shinwa Sokutei) 完全スコヤ cm目盛 15cm 62009
まとめ
道具をいろいろ探してそろえるのも、もちろんDIYの楽しさではあります。ただ、最初にいろいろ揃えてしまうと、結局使わない(もしくは使いこなせない)道具が出てきてしまうのも事実。
まずは必要最低限の道具で初めてみて、必要に応じて買い揃えていくのもいいのかなと思います。
実際に自分でいろいろな道具を触ってみることで、お気に入りの道具、「これは自分の相棒だ」と呼べる道具が見つかると思います。
ぜひ、楽しいDIYライフをお送りください。
コメント