絵本『どうぞのいす』でうさぎさんが作る「どうぞのいす」
1×4材を使うと、約500円で簡単につくれちゃうんです!
発表会やごっこ遊びで大活躍間違いなしの「どうぞのいす」。ぜひ作ってみてください。
「どうぞのいす」とは?
香山美子さん作、柿本幸造さん絵の絵本。うさぎさんが作った「どうぞのいす」に、ロバさんがカゴいっぱいのドングリを置いたことがきっかけで、優しい心の連鎖が始まります。
いろいろな動物が出てきたり、繰り返しのおもしろさがあったり、言葉がリズミカルだったり、こどもたちに大人気の絵本です。
どうぞのいすを作ってみる
できるだけ絵本の中の「どうぞのいす」と同じ形になるようにしました。
写真の「どうぞのいす」は、実際に人が座れるようにするために補強をしていますが、今回は簡単に作れるようにするため補強なしのバージョンです。補強なしでも物を置いたり、小さな子が座ったりするには十分な強度なので、発表会や劇遊びには使えると思います。
材料
・1×4材(1820mm)…2本
・木ネジ(30mm程度)…20本程度
・木ネジ(25mm程度)…1本
1×4材(1820mm)は、1本約200円程度です。なので、約500円で「どうぞのいす」を作ることができます。
必要な道具
・木工用ボンド
・ドライバー(あれば電動ドライバー)
・ノコギリ
・ヤスリ
こちらの記事で紹介している道具があれば十分です。
それでは「どうぞのいす」を作っていきましょう!
完成図のイメージと木材カット
まずは、完成図です。
木取り図はこちら
この画像をホームセンターに持って行くと、サイズ通りにカットしてくれます。
自分でカットしてもいいですが、ホームセンターのカットサービスを使うと、速く正確にカットしてもらえます。
木材カットについては、こちらの記事で解説しています。
カットしてもらうと、このような部品になります。
サイズごとにA〜Dに分けておきます。
「どうぞのいす」を組み立てる
カットした木材を組み立てていきます。
Dの木材を、2つずつ木工用ボンドで接着します。
木材同士をしっかりと圧着させてください。
Dをうえに、Bを3本並べてネジ止めします。
Bの木材同士の隙間が空かないように気をつけてください。
30mm程度の木ネジを使います。
前脚を付けます。
30mm程度の木ネジを使います。
この時、先ほど打ったネジとぶつからないようにネジを打つ位置を調整してください。
座面のBの木材に1本、2本のDのうち下の方に1本をそれぞれ打つイメージです。
Aの角を落とします(この工程は省くこともできますが、絵本では耳の角を落としているので)。
斜めの直線で角を落としてもいいですが、丸みを持たせると可愛く仕上がります。
角を丸く落とすには、こちらの方法が便利です。
最後に、A(後ろ足と耳)と、C(しっぽ)をネジ止めします。
Cを取り付ける時には、25mm程度の木ネジを使ってください。
Aを取り付ける時は、Bに1本、下のDに1本、ネジを打つようにしてください。
完成!
写真では、脚部分を補強してあります。
補強をすると、実際に座ったり踏み台にしたりできます。
お好みでカスタマイズしてみてください
補強をする際には、溝を掘って十字に組むのがおすすめです。
まとめ
今回は、できるだけ簡単に、基本的な道具のみで作れるようにしてみました。
材料費約500円で、絵本の世界を楽しむことができます。
完成した「どうぞのいす」は、ご家庭で使うもよし、発表会の小道具としてもバッチリです。
ぜひ作ってみてください!
コメント