今回は、本格的なままごとキッチンの作り方を紹介します。
前回のシンプルなキッチンよりも少し手順が多いですが、基本的な工具があれば誰でも簡単に作ることができます!
シンプルなままごとキッチンの作り方は、こちら
水道の蛇口はこちらの記事を。今回のキッチンにもピッタリです。
それでは、本格ままごとキッチンの作り方を紹介していきますよ
・電動ドリルドライバー(もしくはインパクトドライバ)
・ジグソーもしくは糸鋸
本格ままごとキッチンの図面
まずは、今回のキッチンの完成イメージです。
前回のキッチンよりも、背板を高くして小物を置ける棚を付けました。また天板の位置も高くしてあるため、料理もしやすいです。
必要な木材のサイズです。13mm厚の木材を使うことを想定しています。
ホームセンターで木材カットをしてもらう場合には、以下の図を持って行ってください。
使用する板材の厚さはすべて13mmですが、幅や長さが違うので購入の際は気を付けてください。
ままごとキッチンの材料を準備しよう
必要な木材が揃ったら、いよいよ作っていきましょう。
まずは各部材を加工していきます。
側板の加工
墨選に沿って、ジグソーでカットします。
側板は2枚とも同じように加工します。
天板の加工
シンクには、料理用のボウルを使用します。100均で購入できるボウルで大丈夫です。そのボウルのサイズに合わせて、天板をくり抜きます。
ジグソーでもいいですが、自在錐を使うと正確な円をくり抜くことができます。
くり抜いた部分をさらに一回り小さくして、コンロの五徳にします。
幕板の加工
まずは、コンロつまみの部品を貼り合わせます。ボンドを使ってしっかりと貼り合わせます。
そのつまみを幕板に取り付けます。幕板側に木ネジよりも1mmほど大きな穴をあけてから、コンロつまみを木ネジで取り付けるとつまみを回すことができますよ。
これで全ての部材の加工ができました。いよいよ組み立てていきましょう。
ままごとキッチンを組み立てよう
まずは、側板とはかまを固定します。木材同士の固定には、木ネジを使います。
はかまを付けることで、床からのホコリの侵入を防ぐことができます。また、見栄えもグンと本格的になります。
はかまに合わせて底板を付けます。
底板を取り付けるとかなり安定すると思います。
次に、天板を取り付けましょう。天板と棚板はどちらを先に取り付けてもいいです。
天板を取り付けることで、棚板の位置を考えやすくなるので今回は天板を先に取り付けます。
天板を取り付ける際に、側板の角の丸みに重ならないように気を付けてください。画像のように、角の丸みよりも下に取り付けましょう。
天板に合わせて幕板を取り付けます。
幕板の固定は、側板側から木ネジで固定しましょう。天板側に木ネジを打ってしまうと、キッチンのカウンターにネジが出てしまうので。
棚板を取り付けます。
棚板の高さはお好みで調整してください。ままごと道具の高さや、収納する物の高さに合わせてください。
さあ、もうすぐ完成だよ!
背板を取り付けます。
2枚の板材を立てに並べて固定します。2枚の高さが微妙にずれてしまった場合は、ヤスリで調整しましょう。
最後に、棚板(小)を取り付けます。
この棚も、お好きな位置に取り付けてください。
残りの木材で水道の蛇口を作ると、よりキッチンらしくなりますよ。
木目を活かすならオイルフィニッシュがおすすめです。
まとめ
余った木材で棚を増やしたり、小物掛け用のフックを取り付けたりしてもいいですね。自分なりの工夫を楽しめるところがDIYの面白さだと思います。
ぜひオリジナルのキッチンを作ってみてください!
フックの取り付け方はこちらの記事を↓
木製ままごとキッチンには、やっぱり木製のおままごとセットがピッタリですね。
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