今回は、木製の絵本ラックの作り方を紹介します。
絵本をきれいに収納したい。
季節で絵本を入れ替えたい。
絵本と一緒におもちゃもしまいたい。
これらの悩みを一気に解決できる便利な絵本ラックです。
・電動ドリルドライバまたはインパクトドライバ
・ジグソーまたは糸鋸
絵本ラックの図面
絵本を立てて収納する本棚と、表紙を見せて立てかけるラック、ちょっとしたおもちゃや季節ものの絵本を収納できるスペースがあります。
次は木取り図です。
ホームセンターで購入できる1800mm×300mm×13mmの板材を使う想定の木取り図です。
木材のカットは、ホームセンターのカットサービスを利用すると速くて正確です。
絵本ラックの材料を準備しよう
まずは木取り図通りに材料が揃っているかを確認しましょう。
確認ができたら、各部材を加工していきましょう。
側板の加工
まずは側板の角を丸くカットします。
角から100mm,130mmの点をつないでカットします。図では曲線にしていますが、直線でも形を変えた曲線でもかまいません。お好みの形にカットしましょう。
ふたの加工
ふたの中央に穴をあけます。
262mm,87mmの位置に直径20mmの穴をあけます。
きれいな穴をあけるコツは、こちらの記事を参考に。
仕切り板の加工
ジグソーではなく、ヤスリで丸く加工するだけでもいいかもしれません。お好みの形に加工してください。
絵本ラックを組み立てよう
各部材の加工が終わったら、組み立てていきます。
まずは、はかまと側板を組み合わせます。
少し高さを出すことで、床からのホコリの侵入を防ぐ効果があります。
同様に棚板も取り付けます。
棚板の位置は、底板から405mmです。
前板から100mmの位置に、中板を取り付けます。
中板の位置がずれるとフタの開閉ができなくなってしまいます。
心配な場合は背板を取り付けたあとで、フタに合わせて位置決めをしましょう。
背板を取り付けます。背板は幅の違う2枚の板を並べて取り付けます。
どちらが左右になってもかまいません。
さあ、もうすぐ完成だよ!
ストッパーを付けます。これは、フタの受けになる部分です。側板の縁から13mm(板材1枚分の厚さ)の位置に取り付けましょう。
最後に仕切り板を取り付けます。
これは、下の段の中央に取り付けてもいいし、左右どちらからに寄せてもOKです。お好みの位置に取り付けてください。
最後に、全体にヤスリがけをしたら完成です。
木目を活かすためのオイルフィニッシュもおすすめです。
まとめ
背の高い本も余裕で収納できる絵本ラックです。お気に入りの絵本は表紙を見えるように並べることもできます。
収納スペースには、おもちゃを入れたり、季節物の絵本を収納したりできます。
上の写真では、仕切り板をちょっと変えて棚を二段にしています。木取りで余った端材でアレンジできるので、いろいろ工夫してみてくださいね。
同じ13mm厚の板材を使って、ままごとキッチンも簡単に作れますよ。
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